100切りって難しいですよね。
あと少しというところで凡ミスをしたり、前半のスコアが良くても後半崩れたり。
私もゴルフを始めてからなかなか100が切れませんでした..。
最近はインターネットで様々な情報が出ているので、100切りのコツもたくさん手に入れることができます。
しかし色々試しているけどまだ目標が達成できていない、そんな人に今回は、
2ndショットのFWキープを徹底しよう!
という新たな100切りのコツを提案します。
私は2ndショットのFWキープ率を高めることで、ボギーオンの確率が上がり、大叩きが減らせました。ぜひ最後までお読みいただき、100切りの参考にしてみてください!
それではスタートです!
- ゴルフ歴とスコアの関係
- 100切りのコツ:2ndショットのFWキープ徹底
ゴルフ歴とアマチュアゴルファーの平均スコア
初心者ゴルファーの目標である100切り。
アマチュアゴルファーはどのくらいのゴルフ歴で達成しているのかを見てみましょう。
統計データ
「公益財団法人 日本パブリックゴルフ協会 平成24年調査・研究事業報告書」によると、
- ゴルフ歴1年〜3年以内に90台を達成した人:2.4%
- ゴルフ歴3年〜5年以内に90台を達成した人:4.6%
- ゴルフ歴5年〜10年以内に90台を達成した人:10.2%
という統計データが出ています。
少し古いデータではありますが、100を切る難しさがよく分かりますね。だからこそまず初心者が目標にするスコアとも言えます!
平均スコア各階層のゴルフ歴構成表
上記のデータを見ると、スコアアップの秘訣は継続ですね!
そのなかで上達のスピードを上げるためには、適切な課題を持つことが大切です。
これからそのコツについてご紹介させていただきます^^
< 筆者のスコア推移 >
ゴルフ歴 | 平均スコア | コメント |
1年 | 120〜130 | 初ラウンド124 |
3年 | 100〜110 | 2年目に102が出る |
5年 | 100〜105 | 4年目に100切り達成 |
10年 | 95〜100 | 6年目くらいから80台が出だす |
15年 | 85〜90 | 17年目で初の70台達成 |
18年(現在) | 83〜88 | 伸び悩み中… |
【100切りのコツ】2ndショットのFWキープを徹底しよう
100切りのコツはネットで検索すればたくさん出てきます。
例えば、
- ティーショットのファウェイキープ率UP
- 100ヤード以内の精度
- 3パットの撲滅
などなど、どれも間違いなく100切りのために必要なことです。
しかしこれらは一度は目にしたことがあって、すでに実践している人も多いと思います。それでも100切りが達成できていないとしたら、ぜひ私が心がけていた、
2ndショットのFWキープを徹底する
このことを試してみてください!
ティーショットのFWキープ率は意識しなくていい?
ドライバーのFWキープが100切りのコツのひとつであることは間違いではありません。ティーショットのFWキープ率は100切りだけでなく、90,80切りとすべてのレベルで大切な要素です。
しかしこの目標には、ドライバーが振り切れなくなるという弊害もはらんでいると私は考えています。
ティーショットのFWキープ率は意識した結果
実際私も100切りを目指す中で、ドライバーのフェアウェイキープ率を高めようと取り組んでいました。しかしなかなかうまくいかず、結果的にスコアは良くなりませんでした。
なぜそうなったかと私なりに分析した結果、
- 左右に曲げられないプレッシャーが強くなる
- おもいきりのいいスイングができなくなる
メンタルの部分でこの2点が大きく影響しました。
成長を止める選択
また、本来はドライバーで打つはずのティーショットも、ボールを曲げたくないあまりにユーティリティーを使うこともありました。
もちろんコースマネジメントとしてこのような選択が賢明というケースはありますが、ドライバーを打ちたくないという理由だけでユーティリティーを選ぶのはよくないと感じます。
こうした意識ではドライバーが上手くなりません。そして100切りの目標だけに固執してしまうと、本来のゴルフの楽しさや、その先のレベルアップも期待できなくなってしまいます…。
ティーショットのFWキープが大切なことは大前提。しかし、もしそれがプレッシャーに感じるのであれば、2ndショットのFWキープに意識を移してみましょう!
2ndショットのFWキープ率UPが100切りのコツになる理由
2ndショットをFWに打つことで、スコアアップに繋がる効果が3つあります。
- 3打目の精度が上がる
- ボギーオン率が高まる
- ティーショットが楽に打てる
3打目の精度が上がる
初心者がスコアを崩す大きな原因は、難しい場所から打つ回数が多いことです。ラフからラフ、バンカーからバンカーなど、一度難しい場所に打つと負の連鎖が止まらないことってよくありますよね…。
こうなるとスコアは確実に崩れます。
100切りのためには無駄なショットをなくすこと!
2ndショットをフェアウェイに打つことで3打目が安定し、グリーン周りまでの打数を減らすことができます。
ボギーオン率が高まる
100切りを目指す中でボギーオンがひとつの目標になります。
ボギーオンとは
- ショートホールの場合(Par3):2打目でグリーンに乗せること
- ミドルホールの場合(Par4):3打目でグリーンに乗せること
- ロングホールの場合(Par5):4打目でグリーンに乗せること
ボギーオンの確率を上げるためには、グリーンまで100〜50ヤード以内の距離に少ない打数で行くことと、そのショットが打ちやすい場所にあることが重要です。
2ndショットをフェアウェイに打つことでグリーン周りまで最短で行くことができ、アプローチも打ちやすくなってボギーオンの確率が高まります。
ショートホールでもボギーオン狙いなら、「ワンオンさせなきゃ!」と力む必要がなくなります。2打でグリーンに乗せればいいんですからね。こうして自分にかけるプレッシャーを少なくしていくことがスコアアップの秘訣です!
18ホールすべてダブルボギーの場合:108
18ホールすべてボギーの場合:90
18ホールでダブルボギーとボギーが半々の場合:99
ティーショットが楽に打てる
「3打目がフェアウェイから打てればいい」と考えることで、ティーショットにもいい影響があります。
それは、ティーショットのフェアウェイキープというプレッシャーから解放されることです。
ティーショットでのプレッシャーが減ると、ドライバーの振り抜きが良くなります。すると自然に結果もついてきて、私はドライバーを打つことが楽しくなりました!
違う目標を設定することで本来の目標を達成するという、とても面白い経験をしました。
ティーショットのFWキープ率が上がれば、2打目以降のショットも安定するのでスコアアップにも繋がります。
ゴルフはメンタルのスポーツとよく言われますが、メンタルの弱い私は本当にその通りだとつくづく実感しています^^
2ndショットをFWに打つコツ
2ndショットをFWに打つ重要性が分かったところで、今度は2打目をフェアウェイに打つコツについて3つご紹介します。
- クラブを短く持つ
- コースを広い視野で捉える
- ラフからはとにかくフェアウェイの中央に
クラブを短く持つ
2打目以降は特に方向性が重要です。
クラブを短く持つとボールをクリーンに当てる確率が高まります。するとショットの方向性が安定し、狙ったところに打つことができます。
クラブを短く持つと一見距離が落ちてもったいないと感じるかもしれません。しかし決してそんなことはなく、適正な飛距離を出すにはスイートスポットに当てることが何よりも大切です。
2打目は飛距離を稼ぐ意識は捨て、フェースの真ん中にボールを当てる意識を強く持って打ちましょう!
コースを広い視野で捉える
2打目以降に無駄なショットを増やす原因として、カップまで一直線に向かおうとすることが挙げられます。
最短距離でグリーンを目指したい気持ちってありますよね。私もコースに出るとそうなってしまうので、難しい考え方だということは身に染みてよく分かります。
しかし近道をしようと焦ってしまうと、コース設計の罠にハマることが多いので注意しましょう。
ペナルティーエリアに打ち込まないためにも、コースは広い視野で捉える意識が重要です。
コースを広い視野で捉えるためには、
- 最短ルートでカップを目指さない
- 次のショットでグリーンを狙いやすい場所を探す
- 狙う場所は広く設定する
これらを意識してみてください。
狙いどころはピンポイントに定めるのではなく、直径10m程度の円をターゲットにしてみるといいですよ。
私がスコアを良くするために意識していることは、どれだけ遠くに飛ばせるかではなく、どこに落とすのかを決めてその精度を高めていくことです。
ラフからはとにかくフェアウェイの中央へ
ティーショットがラフに行ったら、
- フェアウェイに出せる方向を探す
- フェアウェイ中央に出す
- 次のショットが打ちやすい場所をねらう
この順番で打つ方向を決めましょう。
とにかくまずは
フェアウェイに出すこと!
それが最優先事項と徹底してください!
フェアウェイに出すことを優先した結果、3打目の距離が残ったとしてもOKです。残り距離が少なくても打ちにくい場所からはグリーンに乗せることが難しく、さらに難しいところへ打ってしまう可能性は高いです。
フェアウェイに戻すことは、プレーのリズムを取り戻すことに繋がります。
安易にカップになるべく近づこうと長いクラブを持つことはやめて、フェアウェイに出せるクラブ選択を心がけてくださいね!
2打目は必ずフェアウェイに落とす!この徹底こそ100切りのコツです。次が打ちやすいところに打つことを常に考えながら狙う場所を定めていきましょう。
ゴルフ100切りのコツ一覧
最後に、100切りのコツを一覧でご紹介します。
100切りのコツ一覧
No | 種類 | コツ |
1 | 技術 | 2ndショットのFWキープ率 90%を目指す |
2 | 技術 | バンカーに入ったら出すことを最優先に |
3 | 技術 | アプローチは常にグリーンの真ん中狙い |
4 | 技術 | 3パットを減らす |
5 | コースマネジメント | ティーショットでOBを避ける |
6 | コースマネジメント | OBを避けるクラブ選択 |
7 | 考え方 | 状況に応じてダブルボギーでもOKと考える |
8 | 考え方 | グリーンに乗せる意識は100ヤード以内から |
9 | 考え方 | 前向きな姿勢でプレーする |
10 | 考え方 | 初心者向きコースでプレーする |
人それぞれ今の課題やレベルによって活かせるコツは違うはずです。
ただ、100切りに大切なコツをいろいろ知っておくだけでもいつか役に立ちますので、ぜひ参考にしてみてください^^
▼100切りの完全ガイドとしてこちらの記事もぜひ合わせてご確認ください▼
まとめ
今回は100切りをするためのコツとして、「2ndショットのFWキープ徹底」を提案させていただきました。
100切りを含めてスコアアップをするには、何か1つ改善しただけで達成できるものではありません。ですので、今回ご紹介したコツも、あくまでも手段のひとつです。
ただ、そうしたコツを意識して取り組むことで、新たな景色が見えてくるのも事実でしょう。今回ご紹介した方法は、私自身が成果を実感したやり方ですので、ぜひ試してみていただけたら嬉しいです。
これからも楽しくゴルフのスコアアップを目指していきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!