ラウンド前はゴルフのマナーを知らないと不安ですよね。
ゴルフはマナーを大切にするスポーツです。
ゴルフ場でマナーを知らないと、周りのプレーヤーに迷惑をかけ、恥をかいてしまうことになります。せっかくゴルフを始めたのに、知識不足なだけでイヤな思いをしてほしくはありません!
そこで今回は、初心者でもこれだけ知っておけばゴルフが楽しめる「ゴルフのマナー」をご紹介します。
最低限のゴルフマナーを知れば、同伴者やゴルフ場に迷惑をかけることなく、ゴルフを存分に楽しむことができます。ぜひ最後までお読みいただき、今後のラウンドにお役立てください!
それではスタートです!
- 服装のマナー
- プレー中のマナー
- スロープレーを防ぐ方法
ゴルフのマナー【服装】
はじめに「服装のマナー」についてご説明します!
ゴルフの服装は、2つの場面でドレスコードがあります。
それぞれの注意点を抑えておきましょう。
- クラブハウス
- プレー中
クラブハウスでの服装
クラブハウスでの服装は「ビジネスカジュアル」が基本となります。
ゴルフ場へ敬意を払いましょう。
正しい服装 | マナー違反の服装 |
襟付きシャツ | Tシャツ |
ジャケット | パーカー |
ロングパンツ | ジーパン |
革靴 | 作業着 |
スニーカー(夏場) | ホットパンツ |
パンプス | サンダル |
最近は「ジャケット着用」を義務付けるゴルフ場は少なくなっています。
高級レストランなどに行く服装であることに越したことはありませんが、ビジネスカジュアルを基本にすれば問題ありません!
プレー中の服装
プレー中の服装は「ゴルフ場を傷つけない」「同伴者の目移りにならない」ことがマナーです。
ゴルフはファッションも楽しめるスポーツです。マナーの範囲内でオシャレを楽しみましょう!
正しい服装 | マナー違反の服装 |
襟付きシャツ | Tシャツ |
ロングパンツ | タンクトップ |
ショートパンツ | ジーパン |
スカート | 作業着 |
帽子 | 首掛けタオル |
ゴルフシューズ | スニーカー |
ゴルフにはユニフォームがありません。
自分好みのゴルフウェアで、カジュアルにゴルフを楽しんでください^^
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ゴルフのマナー【プレー】
続いて「プレー中のマナー」についてご紹介します!
ゴルフのプレー中にマナーを気をつける場面は3つ挙げられます。
- プレー全体
- バンカー
- グリーン上
プレー全体のマナー
ゴルフ場では「同伴者」と「コース設備」に気を配りましょう。
プレー全体で気をつけるマナーは4つです。
- 時間厳守
- 事故防止
- 同伴者の邪魔をしない
- プレーファースト
時間厳守
ゴルフでは「時間を守る」ことが大切です。特に以下の2点は必ず守りましょう。
- スタート時間の「1時間前」にはゴルフ場に到着する
- スタート時間の「10分前」にはスタートホールに到着する
遅刻はゴルフ場と周りのプレーヤーに迷惑となります。早め早めの行動を心がけてください!
僕は以前、高速の渋滞にハマってしまい、遅刻をしたことがあります。
ゴルフ場の方や同伴者に迷惑をかけ、当日はゴルフをまったく楽しめませんでした。
遅刻は周りにはもちろん、自分にも悪影響となります。
出発時間を早くするなどの心がけを大切にしてください!
事故防止
ゴルフのプレー中はあらゆる場面で危険が伴います。
まず、カートの運転には注意を払いましょう。急な坂を飛ばして転倒し、大きな事故を起こした事例はいくつもあります。カートは安全運転を心がけてください。
ショットを打つ際に「周りのプレーヤーが側にいないか」を確認してから打つことも大事です。ゴルフのボールが当たると大怪我に繋がります。ティーショットは前の組みが「350ヤード以上」前に進んでから打つようにしてください。
また、隣のホールなど、周りのプレーヤーがいる方向に打ってしまった場合は、即座に「ファーーー」と大きな声で危険を知らせましょう。
僕はゴルフ経験が浅い時、カートで急カーブを高速で走ってしまい、同乗者をふるい落としてしまった経験があります。
幸い怪我はなかったですが、とても危険を感じました。
カートの運転にはくれぐれも注意してくださいね!
同伴者の邪魔をしない
同伴者のプレー中は「邪魔をしない」ように心がけましょう。
打つ前に話しかけたり、スイング中に自分が視界に入ることはマナー違反となります。同伴者がプレーをしている時はその場で止まり、プレーヤーの背中側で待機することが理想です。
「音」や「動作」、そしてパターの時の「影」にも敏感なゴルファーは多くいます!
同伴者のプレー中は、カートを動かさないこともマナーのひとつです^^
▼ゴルフ場で注意すべき行動については以下の記事で詳しくご紹介しています▼
プレーファースト
ゴルフのラウンドでは「プレーファースト」も心がけましょう。
プレーファーストとは「素早くプレーをする」ことです。プレーが遅いと進行の妨げになってしまいます。ゴルフ場では各組「7分の間隔」で動いています。前の組みから離されないように意識して、プレーをしていきましょう。
後ろの組に追われて打つティーショットは苦痛です。
リズムを崩すほど急いでプレーをする必要はありませんが、できる範囲でプレーファーストを心がけていきましょう!
バンカーのマナー
バンカーとは「砂地の窪んだエリア」のことです。
バンカーでのプレーで注意するマナーは3つあります。
- 段差が低いところから入る
- 打ち終わったら跡をならす
- レイキを定位置へ戻す
段差が低いところから入る
バンカーは「段差が低いところ」から入りましょう。段差の激しいところから入ってしまうと、必要以上にバンカー内を荒らしてしまうことになります。
また、怪我の恐れもありますので、バンカーは段差が低いところから入ることを心がけてください。
打ち終わったら跡をならす
バンカーショットを打ち終わったら、「足跡」「ショットの跡」をレーキでならしましょう。
バンカーを元の平らな状態に戻すことが、後続プレーヤーへのマナーです。
レーキを定位置へ戻す
レーキの定位置は厳密にはありません。ただし、後続プレーヤーの邪魔にならない場所に置くことが大切です。
レーキは「ラフ側」の「進行方向と並行」に置くことが望ましいです。後続プレーヤーの本来バンカーに入らないで済んだショットがレーキに当たってバンカーに入ってしまう、なんてことを避けることも前組へのマナーとなります。
グリーン上のマナー
グリーンは「カップがあるホールの最終エリア」で、とても繊細な場所です。
グリーン上でのプレーには5つのマナーがあります。
- 走らない
- クラブはグリーン周りに置く
- ボールをマークする
- ラインを踏まない
- 旗竿はカップから遠い位置に置く
走らない
グリーン上で走ってはいけません。走ると芝を傷つけ、地形を変えることで同伴者のパットに影響を与えます。また、グリーンを荒らすとグリーンキーパーの迷惑になります。
一度グリーンが荒れると修復に時間がかかるので、グリーン上ではゆっくり歩いて移動しましょう。
クラブはグリーン周りに置く
グリーン上にクラブを置いてはいけません。グリーン上にクラブを置くと芝を傷つける原因になり、同伴者のパットの邪魔にもなります。
グリーンにあがる時にクラブを持っていた場合は、グリーン周りに置いてからパターに臨みましょう。
ボールをマークする
グリーンに乗ったボールは「速やかにマーク」をして拾い上げましょう。そのままボールを置いていると、同伴者のパッティングの邪魔になります。
また、マークをしないでボールを拾い上げることはルール違反となり、1打のペナルティーが課せられてしまうので注意しましょう。
▼ゴルフのルールについては以下の記事で詳しくご紹介しています▼
ラインを踏まない
グリーン上では「同伴者のラインを踏まない」こともマナーです。
ラインを踏むことで軌道を変える可能性が出ます。グリーンの傾斜はすごく繊細です。グリーン上では同伴者のボールの位置をチェックしながら移動しましょう。
旗竿はカップから遠い位置に置く
パッティングの時、カップに刺さっている旗竿は「抜いても抜かなくても」ルール上問題ありません。
もし旗竿を抜いてパッティングしたい時は、同伴者にその意思を告げ、抜いた旗竿はパッティングの邪魔にならないカップから遠い位置に置きましょう。
以上、初心者がラウンド前に知っておくべきゴルフのマナーでした。
今回ご紹介したマナーを知っていれば、同伴者や周りのプレーヤーに迷惑をかけることはありません。
ただし、最初から完璧を目指す必要はありませんので、ラウンドを重ねながら少しずつ覚えていきましょう!
スロープレーを防ぐ3つの方法
ここで「スロープレーを防ぐ方法」をご紹介します!
ゴルフのラウンドでは「スロープレー」が禁物です。スロープレーは周りのプレーヤーに迷惑となり、ゴルフ場の進行にも悪影響を及ぼします。
スロープレーにならないための対策を3つご紹介します。
- 構えたら速やかに打つ
- 2打目以降は2,3本のクラブを持ってボール地点に行く
- スコア計算はホールアウトをしてから
1.構えたら速やかに打つ
ゴルフ場では打つ前の素振りが多い人が目立ちます。素振りは2回以内と決めましょう。ゴルフは考えすぎると身体がうまく動かず、いい結果に繋がりにくいスポーツです。打つ前に方向を決め、あとは自分のペースで構えてから速やかに打ってください。
これがスロープレーの解消にもなりますし、ショットにもいい影響を与えます。時間をかけすぎずに打つことを心がけてください。
2.2打目以降は2,3本のクラブを持ってボール地点に行く
2打目以降は、これから使うであろうクラブを2,3本持ってボール地点に向かいましょう。初心者のうちは目標の距離を打つことが難しいです。
都度カートに戻って適当なクラブを選んでいると、ボールを打つまでに時間がかかってしまいます。ですので、自分が打ちやすいクラブを2,3本に絞っておき、2打目以降はそのクラブを持って「時には小走り」でボール地点に向かいましょう。
3.スコア計算はホールアウトをしてから
初心者のうちは、プレー中にスコアを数えることがスロープレーの原因になります。「次何打目かな?」と考えている時間をなくし、ショットに集中しましょう。
スコアの計算は、ホールアウトしてカートに乗ってから行ってください。最初のうちはプレーに精一杯で、スコアを数えることが難しいかもしれません。そんな時は「スコアカウンター」を活用することがおすすめです。スコアの管理に役立ちますよ。
ゴルフのレベルは個人差があり、技術面でマナー違反になることはありません。
ショット以外の素早い行動が意識できれば、スロープレーは防げます!
ボールを打つことは焦らず、それ以外の時間をスピーディーに行動することを心がけていきましょう^^
▼スロープレーを防ぐ方法については以下の記事でも詳しくご紹介しています▼
【Q&A】マナーについて
最後に、これまで「ゴルフのマナー」について初心者の方から質問を受けたことをQ&A形式でご紹介します!
- ゴルフ場にゴルフウェアで行くことはマナー違反ですか?
- ラウンド中にお菓子を食べることはマナー違反ですか?
- ゴルフ場は禁煙ですか?
ゴルフ場にゴルフウェアで行くことはマナー違反ですか?
特別敷居が高いゴルフ場をプレーする以外は、ゴルフウェアで行っても問題ありません!
ただし、念のためゴルフ場のホームページでドレスコードを確認しておきましょう^^
ラウンド中にお菓子を食べることはマナー違反ですか?
ラウンド中にお菓子を食べることは、マナー違反ではありません!
お菓子以外にも、おにぎりや栄養補助食品などはむしろ積極的に摂るべきです。
ただし、同伴者のプレーの妨げになる場面で食べるのはやめましょう。
カート移動中などのタイミングで補給してください^^
ゴルフ場は禁煙ですか?
最近は「コース内は禁煙」というゴルフ場が増えてきました。
すべてのゴルフ場が禁煙というわけではありませんので、あらかじめホームページなどで確認してください。もし禁煙のゴルフ場であれば、その時は必ずルールを守りましょう^^
まとめ
今回は「これだけ知っておけば安心なゴルフのマナー」をご紹介しました。ゴルフにはたくさんのマナーがありますが、どれも決して難しいものではありません。
今回ご紹介したマナーを身につければ、同伴者やゴルフ場に迷惑をかけることはありません。
ただし、最初から完璧を目指さず、経験を重ねながら覚えていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!