実はどんなグローブを使うかでショットの結果が変わるってご存知ですか?
自分に合ったグローブを使用することで、スイング中のグリップ力を高め、ショットの安定感を生み出します。しかしグローブには他にも重要な役割があります。初心者が適正なグローブを選ぶには、グローブの役割と特徴を知ることから始めましょう!
そこで今回は、ゴルフのレベルが上がる「グローブの選び方」を3ステップでご紹介します。
グローブ選びのポイントを知ることで、ベストパフォーマンスを引き出す自分に合ったグローブが分かります。ぜひ最後までお読みいただき、グローブ選びの参考にしてみてください!
それではスタートです!
- グローブを付ける理由
- グローブの選び方
- 初心者におすすめのグローブ
ゴルフグローブを付ける4つの理由
はじめに「グローブを付ける理由」からご説明します!
ゴルフのグローブはスイング中のグリップ力を高め、グローブを付けることで力強いスイングを生み出します。力強いスイングは飛距離をアップさせ、ショットの安定感にも繋がります。さらに、ゴルフグローブを付ける理由は他にもあります。
- グリップ力を高める
- マメの発症を防止する
- 日焼け対策になる
- 防寒対策になる
グリップ力を高める
グローブを付ける1つ目の理由が「グリップ力を高める」ためです。
スイングの安定
クラブをしっかりとグリップすることで、安定したスイングが実現します。逆にグリップをしっかり握れなければスイングがブレてしまい、ボールに力が伝わりません。その結果ショットが安定感せず、ミスの原因になってしまいます。
グリップ力を安定させるには、自分の手のサイズに合ったグローブを付けることが大切です。
付け方
付け方は、男性は力があるため右利きであれば左手片方に、左利きであれば右手片方に付けるのが一般的です。女性の場合は男性と比較すると力が弱いため、グリップ力を高めるために両手に付けることが一般的になります。
マメの発症を防止する
グローブを付ける2つ目の理由が「マメの発症を防止する」ためです。
初心者はマメができやすい
ゴルフの練習に打ち込むと、クラブを握る手の平が消耗します。特に最初はグローブを付けていないと傷つきやすく、皮がめくれると痛みで練習が続けられなくなってしまいます。
グローブを付けていれば摩擦も最小限に抑えることができ、痛みを感じずに練習にも打ち込めます。また、うまくボールを飛ばすコツは、グリップを強く握らないことです。マメの発症を防止でき、一石二鳥ですよ!
日焼け対策になる
グローブを付ける3つ目の理由が「日焼け対策なる」からです。
肌へのダメージを防ごう
ゴルフは屋外スポーツのため、夏場は紫外線対策が必須になります。日焼けは体力を消耗し、肌へのダメージも大きいので注意が必要です。グローブを付ければ手の露出を防ぎ、日焼け対策にも繋がります。
ゴルフでの日焼け対策は年間を通じて必要です。グローブだけでなく、ゴルフウェアや帽子、その他の日焼けアイテムをうまく活用して紫外線から身を守りましょう。
防寒対策になる
グローブを付ける4つ目の理由は「防寒対策になる」ためです。
季節に応じた対応
日焼け対策とも共通しますが、ゴルフは屋外スポーツのため、季節に応じた対策が必要になります。寒い季節は手が冷えるとスイングに影響していいプレーができません。冬のゴルフではグローブが防寒対策のひとつとしてとても有効です。
季節特化アイテム
最近は保温機能が付いたグローブも発売されています。季節に特化した商品をうまく活用することもゴルフを通年楽しむために大切なことです。
▼冬ゴルフの防寒対策については以下の記事で詳しくご紹介しています▼
グローブ付ける理由が分かると、ゴルフに欠かせないアイテムということが理解できますよね。
ぜひ自分に合ったグローブを使ってください!
【初心者向け】ゴルフグローブの選び方 3ステップ
それでは「ゴルフグローブの選び方」を3ステップでご紹介します!
- 自分のグローブサイズを知る
- 素材を選ぶ
- 価格で選ぶ
ステップ① 自分のグローブサイズを知る
グローブの選び方、ステップ①は「自分のグローブサイズを知る」ことです。グローブのサイズは指の長さではなく、「手囲いの長さ」を基準とします。
手囲いの長さを測定することで、自分のグローブサイズが分かります。
手囲いの測定方法
グローブのサイズは以下の3つのポイントで測定します。
※写真の赤線参照
サイズ表記について
自分のグローブサイズが確認できたら、商品のサイズ表記と照らし合わせて選んでいきます。
グローブのサイズ表記は、メーカーや商品によって方法が異なります。主なサイズ表記は2種類です。
- 「〇〇cm」
- 「S・M・L」
競技志向のゴルファーはフィット感を重視します。そのため、上級者向けのグローブは1cm刻みでサイズ表記されていることが多いです。
初心者向けのグローブは「S・M・L」でサイズ表記されていることが多く、1単位2,3cm刻みの仕様になっています。この点は価格にも影響しています。
【男性用グローブのサイズ目安表】
サイズ (S・M・L) | サイズ (cm) | サイズ (手囲い・cm) |
S | 21 22 | 20.5〜21.5 21.5〜22.5 |
M | 23 24 | 22.5〜23.5 23.5〜24.5 |
L | 25 26 | 24.5〜25.5 25.5〜26.5 |
【女性用グローブのサイズ目安表】
サイズ (S・M・L) | サイズ (cm) | サイズ (手囲い・cm) |
S | 17 18 | 16.5〜17.5 17.5〜18.5 |
M | 19 20 | 18.5〜19.5 19.5〜20.5 |
L | 21 22 | 20.5〜21.5 21.5〜22.5 |
「S・M・L」表記の場合、男性用と女性用でサイズが変わりますので注意してくださいね!
実際にゴルフショップで試着をすると、サイズによる感覚の違いが分かります!
自分のサイズを知り、ジャストフィットのグローブを選ぶことがナイスショットに繋がります^^
ステップ② 素材を選ぶ
グローブの選び方、ステップ②は「素材を選ぶ」ことです。
グローブの素材は主に2種類あります。
- 天然皮革
- 人工皮革(合成皮革)
天然皮革
天然皮革のグローブは羊の皮から作られているものが一般的です。やさしく柔らかな質感が特徴で、手にしっとりと馴染む最高のフィット感が最大のメリットです。
天然皮革のグローブはグリップ力に優れ、力強いスイングを可能にしてくれます。しかし天然皮革は汗や雨といった水分に弱く、耐久性は人工皮革と比較すると劣るのが欠点です。また、天然の素材を使用することから、人工皮革と比較すると価格が割高になります。
素材の質が高い天然皮革のグローブは、コストパフォーマンスよりもフィーリングや機能性を重視するアスリートゴルファーに多く愛用されています。
人工皮革(合成皮革)
人工皮革のグローブは合成繊維で作られ、伸縮性が少ないため、天然皮革に比べるとフィット感では劣るのが難点です。
しかし最近は、人工皮革でも伸縮性の高い素材を使用し、天然皮革に近いフィット感が得られるモデルが増えてきました。また、商品の個体差が少なく、クオリティーが安定しているため、常に同じ感覚でプレーができるメリットもあります。
人工皮革はコストパフォーマンスと機能性のバランスが良く、多くのゴルファーから支持される素材のグローブです。
初心者は耐久性に優れた人工皮革のグローブがおすすめです!
人工皮革のグローブはデザイン性が高い商品も多いですよ^^
ステップ③ 価格で選ぶ
グローブの選び方、ステップ③は「価格で選ぶ」です。ゴルフグローブの価格は「素材」が大きく影響します。
- 天然皮革:¥1,500〜¥6,000
- 合成皮革:¥500〜¥1,500
グローブは消耗品です。練習量が多ければ買い替えの頻度が上がります。そのような場合はコストパフォーマンスを重視し、合成皮革のグローブがおすすめです。
もしゴルフの頻度が少なくて、1回の質にこだわりたければ天然皮革の質感を求めてもいいでしょう。自分のゴルフスタイルと価格を総合的に照らし合わせてグローブを選ぶことも重要です。
まとめ買いでリーズナブルに購入できる商品もあります!
ゴルフの頻度なども考慮してグローブを選んでください^^
初心者におすすめのゴルフグローブ
ここで「初心者におすすめのゴルフグローブ」を素材別にご紹介します!
合成皮革のおすすめグローブ4選
合成皮革のおすすめグローブを、メンズ用とレディース用に分けてご紹介します。
メンズ用
フットジョイ WeatherSof FGWF15
参考価格 ¥1,500前後
グリップ力とフィット感を兼ね備えた耐久性抜群の高品質グローブです。
MIC39GOLF フィットサンキュー
参考価格 ¥1,500前後
肌に優しくフィットとする、カラーバリエーション豊富なゴルフグローブです。
レディース用
キャロウェイ シェブ デュアル グローブ (両手)
参考価格 ¥2,500前後
質感の良い好素材を使用した、デザイン性も高いレディースグローブです。
パーソンズ PSGL-09(両手)
参考価格 ¥2,000前後
デザイン性の高さと機能性を兼ね備えたレディース用グローブです。
天然皮革のグローブ
天然皮革のおすすめグローブを、メンズ用とレディース用に分けてご紹介します。
ハイクラスモデル
タイトリスト プロフェッショナルツアーモデル TG77
参考価格 ¥2,500前後
まさに最高級のフィット感とグリップ力が体感できる、アスリート向けグローブです。
フットジョイ ピュアタッチ FGPU
参考価格 ¥2,000前後
高品質なハイグレード素材を使用した最高のフィット感を味わえるグローブです。
機能性特化型グローブ
季節の気候対策に特化したグローブを2種類ご紹介します。
夏用 (清涼感・速乾性・UVカット)
フットジョイ StaCool EX メンズ
参考価格 ¥1,500前後
夏のゴルフに最適な、清涼感溢れる男性用ゴルフグローブです。
冬用 (保温性)
ブリジストン WARM GRIP 両手 メンズ
参考価格 ¥2,500前後
冬ゴルフに最適な、保温機能付きタイプの男性用グローブです。
グローブは種類がたくさんあります!
ぜひ激安ゴルフウェア・ゴルフクラブの有賀園ゴルフオンラインAGOで自分好みのグローブを探してみてください!
【Q&A】ゴルフグローブについて
最後に、これまで初心者の方から「ゴルフグローブ」について受けた質問をQ&A形式でご紹介します!
- 買い替えのタイミングとその頻度はどのくらいですか?
- 男性が両手にグローブを付けてはいけませんか?
- 爪が長い人用のグローブはありませんか?
グローブの買い替えのタイミングと買い替え頻度はどのくらいですか?
練習量やグローブの種類にもよりますが、例えば週に1回約100球程度練習する人であれば半年は保ちます。
週に2,3回それぞれ300球程度練習する人の場合なら、1ヶ月も経たないうちに破けてしまうこともあります。
買い替えのタイミングはグリップ力の低下を感じた時、もしくは破れてくるなどの劣化を見つけた時です。「グリップが滑る」と感じ始めたら買い替えを検討しましょう!
男性が両手にグローブを付けてはいけませんか?
男性だからといって両手にグローブをしてはいけないということはありません!
男性用のグローブで両手タイプもありますし、右手用と左手用を組み合わせて使用することもOKです。
もし力不足ではなく、汗をかきやすくてグリップが滑ってしまうのであれば、「グリップの種類を変えてみる」ことも検討してみてください!
樹脂製のグリップにすることで、グリップ力が高まることもありますよ^^
ネイルが趣味で爪が長いのですが、そんな私でも付けられるグローブはありますか?
指先がカットされている「ネイルカットタイプ」のグローブがあります!
ゴルフのためにおしゃれを犠牲にすることはありません!
ぜひこちらのタイプを使用してみてください^^
まとめ
今回は「ゴルフグローブの選び方」についてご紹介しました。
- 自分のグローブサイズを知る
- 素材を選ぶ
- 価格で選ぶ
グローブはサイズと素材でグリップ力に大きな差が出てきます。
最適なグローブを身につけることによってパフォーマンスが向上し、逆に自分に合っていないグローブを使ってしまうとせっかくのいいスイングが台無しになるので注意しましょう。
ゴルフグローブはゴルフショップで試着ができます。まずは実際にハメてみて、サイズや素材によるフィット感の違いを体験してみてください。本記事でご紹介した選び方の知識を活かし、自分に合ったゴルフグローブを見つけていただけたら嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!