冬のゴルフでは「寒さ対策」が欠かせません。
寒い冬のゴルフで防寒対策を取らないと体調を崩したり、筋肉が硬直して怪我のリスクも高まります。しかし、ゴルフを始めたばかりだと防寒対策にどんなアイテムが有効なのか知らない人も多いはず。
そこで今回は、寒い中でも快適にプレーするための「冬ゴルフの防寒対策グッズ14選」をご紹介します。
ゴルフは季節ごとに対策を取ることで、通年楽しむことができます。ぜひ最後までお読みいただき、寒さ対策を万全にして冬のゴルフも楽しみましょう!
それではスタートです!
- 冬ゴルフの心構え
- 冬ゴルフの防寒対策グッズ14選
- 冬ゴルフのメリット
冬のゴルフに対する心構え
はじめに、「冬のゴルフに対する心構え」をご紹介します!
ゴルフを楽しむ上で、季節ごとに注意する点や意識するポイントを把握しておくことは大切です。その中で、冬にゴルフをするなら「寒さ」に対する心構えと対策を知っておきましょう。
冬のゴルフを楽しむために、3つの心構えをご紹介します。
- 怪我をしやすいので気をつけよう
- 日没が早いのでスタート時間に気を配ろう
- 飛距離が落ちることを計算してプレーをしよう
怪我をしやすいので気をつけよう
冬のゴルフでは、「怪我」には十分気をつけましょう。寒い冬は服装や便利グッズで万全な対策を取ることが大切です。
怪我の予防策
屋外スポーツであるゴルフは、冬に防寒対策ができていないと身体が冷えて筋肉が固まり、肉離れや痙攣を起こす危険が高まります。
怪我の防止には「服装」での防寒対策と、ラウンド前の「ストレッチ」や「ウォーミングアップ」などで体をしっかりと温めることが重要です。
風邪にも注意
また、プレー中の体温調節も大切です。汗をかいた状態で厚着のままでいると、風邪を引きやすくなります。プレー中はゴルフウェアのこまめな着脱も心がけましょう。
冬は特に早めにゴルフ場に着いて、しっかりとウォーミングアップの時間を作ってくださいね!
日没が早いのでスタート時間に気を配ろう
冬は「日没が早い」ので、スタート時間にも気を配りましょう。
日没で終了の可能性もある
冬の朝は冷え込みが厳しいため、遅めのスタートを希望する人も多いです。しかし、土日で混んでいたり、プレーの進行が遅れると、日没で18ホール回りきれない可能性があることも頭に入れておいてください。
スタート時間
ですので、「ホールアウトは遅くても16:00まで」にできるスタート時間を選択することが大切です。プレー時間5時間、お昼休憩1時間、合計6時間をラウンド時間とすると、冬のゴルフでも9時台のスタートが望ましいです。
冬の朝はグリーンが凍っている場合が多いです。
日没にも気を配りつつ、早いスタート時間も避けたほうがいいでしょう。
冬のゴルフは9:30前後のスタートが理想です。
夕暮れのプレーは細心の注意を
日が暮れると周りも見えにくくなり、前の組みの進行も確認しづらくなります。まだ適当な距離を進んでいないのにティーショットを打ち込んでしまうのは危険です。日没近くなったら、いつも以上に周りをよく見てからプレーをしてください!
飛距離が落ちることを計算してプレーをしよう
冬のゴルフでは普段よりも「飛距離が落ちる」ことを計算に入れてプレーをしましょう。
飛距離の差
個人差はありますが、寒くなると普段の飛距離より「10〜20ヤード程度」はボールが飛ばなくなります。この飛距離差を頭に入れて、クラブ選択をすることが大切です。
飛距離が落ちる原因
飛距離が落ちる原因は、
- 寒さで筋肉が硬直し、関節の可動域が狭くなる
- 着込みすぎてスイングが鈍くなる
このようなことが挙げられます。
冬のクラブ選択
飛距離が落ちるからといって、無理にスイングスピードを上げようとするのはよくありません。スイングリズムが崩れて、ミスショットに繋がってしまいます。ですので、「1番手」長いクラブを使い、普段通りのスイングで対応しましょう。
冬は地面が硬くなるので、ランが出やすく飛距離が伸びる場合もあります。
このように必ずしも飛距離が落ちるとは言い切れませんが、「体の動きが鈍くなる冬は飛距離が落ちる」ことを想定してプレーすることが賢明です。
冬のゴルフは防寒対策が必須となりますが、「スイングに支障をきたす」ほどの着込み過ぎには注意しましょう!
保温性インナーなどをうまく活用し、防寒対策とプレー効率のバランスを取るように心がけてみてください^^
冬ゴルフの防寒対策グッズ14選
それでは「冬ゴルフの防寒対策グッズ14選」をご紹介します!
防寒用の服装アイテムと、寒さ対策グッズをうまく活用して、冬のゴルフも快適に楽しみましょう!
防寒用の服装アイテム
冬ゴルフに最適な服装アイテムを9個ご紹介します。
アウター
冬のゴルフにはアウターが欠かせません。
ゴルフで着るアウターは「保温」「防寒」「防風」機能が揃っていて、スイングに支障をきたしにくい軽量タイプがおすすめです。
あまりピッタリしすぎると動きにくくなりますので、サイズ感にも注意して選んでください。
ボンディングパンツ
寒い冬のゴルフには冬用パンツがおすすめです。
ボンディングパンツなら、2種類の防寒防風素材をはり合わせて作られているので保温性が抜群です。さらにストレッチ性も高いので、動きもスムーズになって寒い冬のゴルフには最適のパンツです。
ゴルフ用のボンディングパンツなら、ポケットも充実していて機能性も抜群ですよ!
ニットキャップ
冬ゴルフでは頭部を温めることも大切です。ゴルフ場は風も冷たいですからね。
ニットキャップならサンバイザーやキャップよりも保温力が高く、ウエアとのコーディネートも楽しめるのでおすすめです。
ニットキャップはマナー違反ではないので、頭部を冷やさぬよう積極的に活用していきましょう。
ネックウォーマー
冬ゴルフでは体温を下げないためにも「首元」を温めることは大切です。
ネックウォーマーを身に着ければ、首元の露出を避け、防寒対策に繋がります。体温調整のために着脱が容易なタイプを選ぶことがおすすめです!
イヤーマフ
ゴルフ場で耳元が冷えると体感温度が下がります。
イヤーマフを身に着ければ風から身を守り、防寒防風対策に繋がります。着脱も容易なため、こまめな体温調整にも最適です。イヤーマフは想像以上に体を温めてくれますよ!
機能性インナー
機能性インナーは冬ゴルフに欠かせないアイテムのひとつです。ヒートテックの表地と裏起毛
機能性インナーは保温性と発熱機能が備わっていて、ストレッチ性も高く、最近ではパフォーマンスを向上させるタイプも人気です。
ヒートテックの表地と裏起毛の機能性インナーを着用して、体の芯を温めながら快適にプレーを楽しんでください!
レッグウォーマー
レッグウォーマーは下半身の保温をサポートする防寒アイテムです。冷え性の女性ゴルファーには特におすすめしたいアイテムです。
「スカート」に「レギンス」と「レッグウォーマー」を組み合わせることで、防寒対策をしながらコーディネートも楽しめます。プレー以外でも冬のゴルフを満喫していきましょう。
厚手のソックス
冬ゴルフで足元を冷やさないためには、厚手のソックスが有効です。
足元が冷えると体温が下がり、怪我のリスクが高まります。厚手のソックスを履いて足元を温め、万全な防寒対策に努めましょう。
ミトン
移動中や待機をしている時などの防寒対策として、ミトンがおすすめです。
サッカーやテニスのように、ゴルフはプレー自体で体が温まることはありません。身体を冷やさないためには、プレー以外の時間で防寒対策を取ることが大切です。
ミトンは移動中も手を温める役目を果たし、防寒とショットの準備に役立ちます。
冬のゴルフは「朝・夕」と「日中」の気温差が激しく、体温調節がとても難しいです。
着脱がスムーズなアイテムを見つけることも、冬ゴルフを楽しむ大切なポイントです。
寒さ対策グッズ
服装以外でも防寒対策は大切です。冬ゴルフに最適な寒さ対策グッズを5個ご紹介します。
ホッカイロ
身体を温めるアイテムとして「ホッカイロ」が有効です。
ホッカイロには「貼らないタイプ」「貼るタイプ」「靴下用」など様々な種類があります。好みに合わせてうまく活用してください。
タンブラー
冬のゴルフでは、温かい飲み物が体の保温に有効です。
タンブラーは1日中保温状態を保つアイテムです。冷えた体に温かい飲み物を摂取することで、寒さから身を守ってくれます。タンブラーは冬ゴルフに欠かせないアイテムのひとつです。
発熱性グローブ
冬のゴルフには「発熱性機能」が付いたグローブが防寒対策に有効です。
生地が伸縮するだけで発熱し、グリップ力向上と防寒対策に役立ちます。発熱性グローブは一人二役の便利アイテムです。
プットティー
冬のゴルフに最適なティーがプットティーです。
冬のゴルフ場はティーを挿すことも困難なほど地面が硬くなります。プットティーなら挿す必要がなく、地面がどんなに硬くても問題ありません。
ロングティー、ショートティー、それぞれラインナップされていますので、冬ゴルフのティーショットにはプットティーをおすすめします!
ハンドクリーム
冬は肌が乾燥する季節です。そんな季節は「ハンドクリーム」を使って肌のケアを行いましょう。
特に乾燥肌の人は冬のゴルフではホール間の移動中や、ゴルフ後のケアにハンドクリームを使うことをおすすめします。
以上、冬ゴルフの防寒対策グッズ14選でした。
とにかく冬のゴルフ場は寒いです!
防寒対策を万全に、怪我や日没に注意して冬ゴルフを楽しんでいきましょう^^
冬ゴルフのメリット
ここで「冬ゴルフのメリット」もご紹介します!
冬のゴルフは寒くてメリットなんかあるのかな?と感じるかもしれませんが、実は冬にゴルフをするメリットはあるんです。
- プレー費がリーズナブル
- コースが空いている
- ラフが短く打ちやすい
プレー費がリーズナブル
冬のゴルフは「プレー費がリーズナブル」というメリットがあります。
冬ゴルファーが少ないことがメリット
寒い冬はゴルフに行きたがらないゴルファーが多いです。そこでゴルフ場はなるべくお客様に来ていただくために、プレー費を安くして集客を狙います。
冬のゴルフには「寒い」「日没が早い」「地面が硬い」などのデメリットがありますが、プレー費がリーズナブルという点は、大きなメリットと言えるでしょう。
コースが空いている
冬のゴルフは「コースが空いている」こともメリットのひとつです。
冬ゴルファーが少ないことがメリット 2
先ほども説明した通り、冬にゴルフをしないゴルファーが多いということは、その分コースが空き、プレッシャーを感じずにプレーすることができます。これは特に初心者にとっては好条件です。
空いているからといってスロープレーはNGです。ですが、後続に追いかけられる心配をせずにゴルフができることは、レベルアップに最適の季節と言えるでしょう。
ラフが短くて打ちやすい
冬のゴルフ場は「ラフが短くて打ちやすい」環境になります。
草の成長が遅い
夏のゴルフ場は草の成長が早く、打ちにくいラフがより一層打ちにくくなります。その点、冬は夏に比べてラフが短く、脱出することも比較的易しくなるので、初心者にとっては好ましい環境です。
初心者ゴルファーはショットが左右に曲がりやすくてラフに入る機会も多いですが、その分ラフが打ちやすいということは大きなメリットになります。
実はこのように、冬のゴルフにもメリットはあるんです^^
防寒対策をして、冬のゴルフも楽しんでいきましょう!
ゴルフ場の予約は「ゴルフ場予約サイト」での申し込みがおすすめです。
予約でもらえるポイントが有効活用できますよ^^
▼ゴルフ場予約サイトの選び方については以下の記事で詳しくご紹介しています▼
【Q&A】冬のゴルフについて
最後に、これまで「冬のゴルフ」について、初心者の方から質問を受けたことをQ&A形式でご紹介します!
- 冬はグリーンが凍るって本当ですか?
- 雪が降った場合は中止ですか?
- 冬ゴルフの戦略を教えてください!
冬はグリーンが凍るって本当ですか?
はい、本当です!
特に寒い地域の1,2月のゴルフ場は、グリーンが午前中ずっと凍っているところも珍しくありません。
凍ったグリーンを避けるには、日没を考慮しながらなるべく遅いスタートにするか、温かい地域でのラウンドを選択するしか対応方法はありません。
ただし、グリーンが凍ってアプローチが難しい環境になっても、「技術の向上に最適!」と前向きに捉えられることができれば、冬のゴルフも魅力的に感じることができるでしょう^^
雪が積もった場合は中止ですか?
雪が積もった場合は、ゴルフ場がクローズされ、中止となります。
冬のゴルフはプレー当日だけでなく、1週間前からゴルフ場の天気をこまめにチェックしておきましょう!
なるべく雪での中止を避けるには、雪が積もりにくいエリアのゴルフ場を予約することもひとつの方法です^^
冬ゴルフの戦略を教えてください!
冬のゴルフ場は地面やグリーンが硬いため、ランが出ることを計算に入れる必要があります。
転がりやすいことを考慮して、「常に手前から攻める」ことを心がけてください。
特にアプローチはグリーンで跳ねてしまわぬよう、弾道の低いショットや転がしを使いましょう!
グリーン周りからパターが使える状況であれば、パターでのアプローチもおすすめです^^
まとめ
今回は「冬ゴルフの防寒対策グッズ14選」をご紹介しました。冬のゴルフは防寒対策が必須です。ゴルフ場の寒さを甘く見てしまうと、怪我の危険が増し、風邪を引いてしまうので注意してください。
季節に応じた対策をしっかり取れば、ゴルフは1年を通じて楽しめるスポーツです。ぜひ今回ご紹介した「防寒ウェア」や「防寒グッズ」をうまく活用し、冬のゴルフも快適に楽しんでいきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!